入社1年未満で転職は不利?就活前に押さえておきたいポイント

新卒や転職で入った会社になかなか馴染めなかったり、実際に仕事を始めてみたら自分に合わないなと感じる部分が多く出てきて、まだ1年未満だけど辞めたいなと感じている方もいるのではないでしょうか。

しかし入社して1年未満で辞めてしまうと転職で不利に働くのではないか不安に思いますよね。

結論から言いますと、1年未満で退職した場合は転職で不利になる場合が多いです。

それでも置かれている状況によってはすぐに辞めたほうが良いケースもあります。

ここでは、20代で1〜2年おきに転職を繰り返してきた私の経験も踏まえながら、短期離職した場合の転職活動のポイントなどについて解説していきます。

1年未満で転職するとなぜ就活で不利になるのか?

前職を1年未満で辞めた場合、冒頭でも述べたようにその後の就職活動では不利に働くことが多いです。

私も新卒で入社した会社を半年で辞めてしまいましたが、その後の転職活動ではかなりの苦戦をしいられました。

ではなぜ1年未満で会社を退職してしまうと、転職で不利になるのでしょうか。

ほとんどスキルが身についていない状態だから

入社して1年くらいでは、一般的な会社ですと、会社の中の1つの業務の流れをある程度理解して、先輩のサポートを受けながら仕事を進められる程度ではないかと思います。

この段階では、もちろん会社の売り上げに直接つながるような仕事を任されることはないでしょうから、転職する際にアピールできるほどの実績を用意することはできません。

その状態で、特定の分野についての経験やスキルを求められる企業の採用に応募しても、ほぼ未経験者として見られるため、選考では不利に働きます。

またすぐに辞めるのではないかと懸念されるから

前職の在籍期間が1年未満の場合、退職した理由によっては、「同じ理由でまた辞められるかもしれない・・・」と採用側に懸念され、面接で不利に働く場合が多いです。

もちろん、職場でのパワハラやいじめ、会社が倒産するなど、誰が見ても仕方がないなという理由であれば問題はありません。

しかし、会社の仕事は一人で進めるものではないので、取り組む中で必ず何かしら問題は発生します。

そしてその問題を解決するために努力したり、時には理不尽なことにも耐えなければならない場面も少なくないです。

短期で離職している場合、退職理由を伝えた時に、面接官から「もうしこし努力すれば問題を解決できたのでは?」と思われると非常に不利な状況となりますので注意しましょう。

もし人間関係や仕事上の悩みが原因で辞めたいと思ったら、まずはその問題を解決するためにはどうすれば良いか、考えて行動してみましょう。

それでも解決が難しいという場合は、先輩や同僚、友達などに相談して解決の道を探してください。

意欲的に仕事へ取り組めないのではと思われるから

1年未満という短い期間で転職に踏み切る人は、「仕事に熱意や意欲を持って取り組めないのではないか」と思われることも多いです。

実際、仕事に対して意欲的な人は、自ら積極的にいろんなことにチャレンジして、何か問題に直面したとしてもそれを乗り越えるために努力を重ねます。

そうやってスキルアップして、責任ある仕事を任されるようになるとやりがいを強く感じることができるようになるので、短期間で仕事を辞めようとはなりません。

一方で、受け身のまま仕事をしていると、すぐに楽しさを感じれなくなり、辞めたいと思うようになってしまいます。

この状態で辞めてしまえば、転職する際に必ず不利となりますので注意しましょう。

1年未満で転職した方がいい人と転職したらダメな人

前職の会社の在籍期間が1年未満である場合、転職では不利に働くことが多いです。
しかし、置かれている状況によっては辞めた方がいい場合もあります。

すぐに転職した方がいい人

次のようなケースに当てはまる人は、すぐにでも転職先を探した方が良いです。

上司からのパワハラや同僚からのいじめの被害にあっている

こんな状況で我慢して働き続けると、最悪の場合うつ病になり、重症化すると転職はおろか社会復帰すら困難な状況になってしまう可能性も。

私も新卒入社の会社を半年で辞めましたが、その理由は上司からのパワハラでした。

転職の際は半年で辞めた理由を毎回聞かれることになりましたが、パワハラにあっていたと、そのエピソードを含めて伝えれば、納得してそれ以上言及されることはありませんでしたし、マイナスの評価にもなりませんでした。

労働環境が劣悪な場合

毎日当たり前のように残業を強いられたり、明らかにこなせない量の仕事を割り振られ、休日も返上して仕事をしなければならないような労働環境の場合も、早めに辞めることを検討しましょう。

真面目な人ほど頑張ってしまいますが、働きすぎで健康に害を及ぼすリスクが高まり、最悪は過労死を招く可能性もあるため注意してください。

キャリアプランが明確で時間を無駄にしたくない人

明確なキャリアプランを持って会社に入ったものの、実際に業務を始めてみると、面接時に聞いていた情報とは異なり、そこで身につけたかったスキルやノウハウなどがたまっていかない・・・という場合も早期で見切りをつけた方がいいケースがあります。

もちろんどの会社でも、経験したことが全く無駄になることはありませんが、例えば3年後に独立を目指していて、身につけるべきスキルや知識が明確である場合、入った会社でそれが難しいと時間の無駄になってしまいます。

自分の思い描くキャリアプランが実現できるのかは、入社する前にしっかりと調査すべきことですが、もし万が一実際に聞いていたこととは違う・・・ということが判明した場合は、在籍期間が短くても転職へ踏み切ることも必要でしょう。

1年未満で転職しない方がいい人

誰が見ても仕方ないと思う場合や、かなり前向きな理由がある場合ではない限り、基本的に1年未満での転職は避けた方が良いです。

特に、以下のような人は安易に辞めてしまうとその後の転職活動で苦労することになりますので、注意しましょう。

転職理由が明確ではない人

なぜ転職したいのかを深く掘り下げないまま転職に踏み切るのは避けるべきです。

特に短期間で離職をする場合は、転職理由が漠然としていると、転職しても意欲的に働いてくれないだろうなと判断されて、面接などもうまくいきません。

選考では、明確な目的・目標があって、その達成のために熱意を持って仕事に取り組む姿勢を見せる必要があるのです。

短期で転職しなければならない理由は何かを掘り下げ、そこが明確にできない場合は、早まって退職へ踏み切らないように注意しましょう。

転職理由が現職への不満だけの人

転職理由が、現職の不満だけで転職後の目標やキャリアプランが明確でない人は就職活動で苦労します。

「不満が出てきたらすぐに転職されてしまうのか」と採用担当に思われないように、不満だけではなく、明確な目標があってそれを達成するためには、その会社でなければならないということをしっかりと伝えることが大切です。

また不満があることを伝えるときも、会社や上司・同僚のことを悪く言うことは避けましょう。

自分にも非があり反省していることを伝えつつ、ポジティブな理由で転職を希望していることを伝えていくことが大切です。

転職すれば嫌なことが全て解消されると考えている人

転職したら今抱えている問題が全て解消されて、何のストレスもなく仕事ができると考えている人は要注意。

もちろん前職での悩みや問題は解決されるので、働きやすくはなると思いますが、どんな会社も完璧ではないので、自分の希望を100%満たせない部分も出てくることは理解しておきましょう。

「ここは絶対に譲れない!」「ここは妥協しても良い」ということをしっかりと整理して、転職した先で何か不満に思うことが出てきても、我慢できるところは我慢して行けるようにすることが重要です。

現職での問題解決に積極的に取り組んでいない人

現職で何かしらの問題を抱えた時は、まずそれを自分で解決できないかを考え行動することが大切です。

これは面接でも必ず聞かれますので、ただ問題から逃げたいから転職を考えていると思われると大きなマイナスポイントになります。

働く中で何か問題に直面してしまった場合、解決に向けてまずは自分でできることを考えて実行しましょう。

それでも難しい場合は周りの力を借りながら、問題解決に向けて積極的に取り組むことが大切です。

やれることはやりきった上で、転職すべきかどうかの判断をするようにしましょう。

入社1年未満での転職を成功させるポイント

在職1年未満での転職は基本的には不利になりますが、どうしても転職が必要だという人は以下のポイントを押さえて活動を進めて行きましょう。

長期のキャリアプランを持ち腰を据えて働きたいことを伝える

短期離職をしている場合、採用で最も気にされるのが「うちでは長く働いてくれるのか」ということです。

そのため、転職した会社でのキャリアプランを明確にし、長い期間腰を据えて働きたいということを伝えることがポイント。

短期で会社を辞められることはないなと判断してもらえれば、マイナス評価になることはありません。

希望する会社を辞めない理由を固めておく

希望する会社でしかできないことを挙げ、自分のキャリアプランとも関連づけて、積極的に仕事へ取り組んでいくことをアピールしましょう。

裏を返せば、これは希望する会社を辞めない理由を固めることになります。
つまり、自分にはやりたいことが明確にあって、かつそれは希望する会社でしかできないから短期で辞めることはないということを暗に伝えることができるのです。

素直さや誠実さが伝わるようにする

短期で転職をする場合は、自分に問題があることが多いです。

もちろん自分に非がなくどうしようもない理由の場合もありますが、そんな時でも周囲を強く非難するといったような態度は取らないようにしましょう。

自分に非があることを素直に認め、今回の反省を生かして次の職場では同じことを繰り返さないようにしっかりと取り組んで行きたいと伝えることが大切です。

やる気や熱意を伝えてポテンシャルが高い人材であることをアピールする

1年未満で転職する場合、スキルをアピールしていくことは難しいことが多いため、基本的にはポテンシャル採用を目指すことになります。

ここでは入社時のスキルは低くても、「この子はやる気や熱意があるので着実に成長して将来活躍してくれそうだ」と思ってもらうことが大切。

より説得力を持たせるためにも、これまで熱意を持って取り組み何かしら成果を出した経験を例として出しながら、仕事においてこれを生かしてスキルアップし会社に貢献していくということをアピールすると良いです。

在籍1年未満の転職は慎重に

ここまで述べてきた通り、入社した会社を1年未満で辞めると転職では不利になる場合が多いので、先を見据えて慎重に判断しましょう。

何の戦略も立てず、一時的な感情で短絡的に転職に踏み切れば必ず後悔します。

転職しなくても解決できる方法はないのか、その理由で今本当に転職しても大丈夫なのかなどしっかりと考えてください。

その上で、どうしても転職したいという場合は、今回ご紹介してきたポイントを押さえて就職活動を進めてみてください。

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